「息子から暴行受け 震えるほど恐怖」被告人質問で元農水次官

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事件前の長男の様子については「息子は『殺してやる』と叫びながら家から外の物置まで追いかけてきて、ものすごい形相で殴ったり蹴ったりしたので地下鉄の駅まで逃げた。本当に殺されると思って、家に帰ったあとに土下座をして謝りその場は収まったが体が震えるほど恐怖感があった」

川崎市の事件について当時、どのように感じていたのかについて、被告は「川崎市の事件の容疑者が、自分の長男と境遇が似ているとは感じていた」と述べた上で、「川崎市の事件があったからといって、長男が事件を起こすということまでは考えていませんでした」と述べました。
捜査段階では、「川崎の事件を見ていて自分の息子も周りに危害を加えるかもしれないと不安に思った」という趣旨の供述をしたと報道されていましたが、法廷では異なる供述をしました。