後日、市議を訪ねると「容疑者と親戚ではない」と明確に否定し、無言電話や中傷メールが相次いだことを明かした。逮捕の翌日に訪れたなじみのゴルフ場では、職員の視線も普段と違うように感じたという。事件と無関係の市議の日常は一変した。
市議のような被害者を生み出すデマは許されない。3往復のメールだけのやり取りで、名前も年齢も性別すらもわからなかった。「恥ずかしさ」を抱えながらデマを発し続ける境遇はどのようなものか。会って話を聞きたい。
この記者の方ではないが、香川のゲーム条例の時に、デマを流していた新聞記事が朝日新聞からいくつか出ていたので、その記事を書いた方に、僕も会って話を聞いてみたい。