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新たな挑戦ヘ イーハトーボ・スクール開校

 高槻の山あいの小さな分教場を舞台に、一人の教師と子どもたちの楽しいふれあいをつづった本『イーハトーボ小学較の春』が感動と共感を呼んでいます。著者は、井出良一さん、今年春まで磐手小学校川久保分校の教師だった。(現在、土室小学校教師)「井出さんの子どもたちとのかかわりあいは、子ども一人ひとりのもつ生命の自己創出力への深い信頼感に依拠したものだ。それは自然の朽理にそうた雄大ないとなみで、ゆうゆうのリズム、美しい音の調べにのって繰り広げられる絵巻物」(東大名誉教授・教育研究家の大田尭さんの感想文から)と高い評価を受けています。
 井出先生と子どもたちの織りなす教育実践は、子育ての中のお母さんも共鳴、「イーハトーボ・スクール」が六月から開校、自由で楽しい教育をめざした挑戦が始まっています。