5月の イーハトーボ・スクール


 天気にめぐまれ、楽しい一日を過ごすことができました。豚汁の用意はたいへんだったのですが、楽しいものになりました。私の学校の若い先生たちも協力してくれました。若い先生たちと勉強会をしていて、いろんな授業の経験をしてほしいから「イーハトーボ・スクール」に呼びました。
鉄のクイを打つ方法はうまくいったのですが、途中に蓋をとるのがたいへんでした。石を組んで鍋の方が楽だったかもしれませんが、上手く石が組めるかどうかが心配でした。私が5年生を連れて林間の練習をさせたときには、班ごとに自分たちの責任でかまを組み、火を起こすというのでやりました。そういうワイルドな「イーハトーボ・スクール」もいいかなと考えています。
 親も子も石に夢中になってくれて、とてもよかったと思います。「あれ以来、歩くときに石が気になって」「親子であんなに石に夢中になれたという経験は初めて」など感想をいただきました。
 普段、道に落ちていたり、石垣にしてある石をまず、勉強しようと思って、松尾の川原に行ったわけです。
意外に黒雲母花崗岩が少なくなっていました。石英の大きな石も少なくなっていました。
チャートが昔の生物の化石であることを知ると、チャートという一番多くある石のひとつであっても、なにかしら大切にしたい気がしてきます。その生物の色で赤チャート、緑チャート、赤白チャートとなったのですね。これから一年、いろんな石や鉱物や化石を集めて勉強していきたいです。