佐古和歌子氏(朝日小学生新聞記者)
 このせちがらくぎすぎすした世の中と、分校の先生と子供たちの空間が同時に存在しているということが、まだ私には信じられない気分です。大田堯先生が講演の中で「ファンタジーのような」と形容されましたが、私が見た分校の空間は、まるで夢のような別世界でした。子供たちのいきいきとした表情とあの歌声、思い出すと胸が熱くなります。やり方次第では、私たちは全くちがう人間関係、世の中を創ることができる、ということを教えていただいたことは大きな希望です。